期限切れのマイル、上手に交換するには
マイルや電子マネーって誰でも使っていると思います。でも、どれほど活用できているでしょうか。
せっかく便利でお得なシステムなんですから、上手に交換したいものです。
マイレージサービスとは、航空会社で提供している、サービスですね。飛行機に乗った距離に応じて、ポイント(マイル)がもらえるというものです。
マイルの有効期限は、航空会社によってあったりなかったり。ちなみに、JALやANAには、期限があります。せっかく貯めたマイル。期限切れで流れてしまうことのないようにしましょう。
マイルやポイントサービスには期限がありますが、ポイントを交換できるサービスは決められています。自分の環境にマッチしないサービスばかりだと、交換しにくい人もいるでしょう。
国内線特典航空券を得るのに必要なマイル数は、これまでは1万5000マイルでした。それが、長距離路線で1万8000〜2万1000マイルまでに増えるというケースも出てきてます。ますます交換しにくくなったわけです。
ところで、知ってましたか?
マイルが電子マネーに変換できるのは、1万マイルからです。
航空券と引き換えられ、1万8000マイル(ポイン)を待つよりも、電子マネーに換えるほうが、断然早いことです。
期限切れで、マイルを流すくらいなら、他のポイントに移行しましょう。suica・Edy・nanaco・waonなどの、電子マネーに交換するのです。マイルから電子マネーへの交換ルートは、どんどん増えていってます。マイルやポイントは、電子マネーに換えやすくなってるんです。
反面、電子マネー規格の乱立によって、各種ポイントとの関係は複雑になってもいますが。
ポイントを効率的に集約するには、どうすればいいのでしょうか。
電子マネー活用術
Gポイントとは、インターネットのポイント交換サービスの大手です。およそ考えられるポイントは、ほとんど交換可能です。ただし、楽天ポイントは、電子マネーへの交換はしていない(2008年4月現在)ので省きます。
マイルからの交換ルートは、現在のところ次のようになっています。
JAL→ Suica
ANA→ Edy
Gポイント→Edy
2008年度中には、これが、以下にまで増える予定です。
JALマイレージ > Suica・WAON
ANAマイレージ > Edy・Suica。nanaco
Gポイント > Edy・Suica
Yahoo!ポイント > nanaco・Suica
マイルやポイントを電子マネーに換えるなら、複数のポイントを1つに集約すれば無駄がありませんね。
ポイント交換サイトの「Gポイント」なら、近畿日本ツーリスト・日本旅行のサイトで、予約や決済に付くカードポイントを、EdyやSuicaなどへと交換できます。旅行会社ばかりでなく、セシールやマツモトキヨシなどの、多彩なカードのポイントも交換できるので、手持ちのカードを確認してみてください。
さて、上記の一覧を見ても分かるとおり、マイルや旅行、または鉄道系のポイントを、もっとも集約しやすい電子マネーは、今のところSuicaです。そういうことから、ここでは、Suicaについてお話します。
さまざまなポイントをSuicaに集約するためには、ちょっとした準備が必要です。まずは、カードを何枚か用意してください。「よく利用する乗り物が何か」で、用意するカードは違ってきます。
JALを主に使う人なら、「JALカードSuica」が主になります。「JALカードSuica」は、マイル以外にも、「JR東日本での切符購入」「Suicaチャージ」でたまるポイントも、Suicaに換えられるからです。
JALカードSuicaユーザーが、新割引のEX-ICなどの、東海道・山陽新幹線のエクスプレスを予約するなら、JR東海の「エクスプレス・カード」も持っていたいところです。エクスプレス・カードに付くポイントは、JALマイルへと移行できるので、Suicaへの集約が可能となります。
ANAマイルをSuicaに換えるには、モバイルSuicaか、ビュー・Suicaカードを持つ必要があります。
また、もしも、あなたがANAのJCBカードを持っているなら、ビックカメラSuicaカード(年会費無料)と組み合わせる方法を実行してください。普段は、ANAのJCBカードで決済しておいて、JR東日本での切符購入やSuicaチャージではビックSuicaを使うんです。
このように使い分けると、Suicaが多くたまりやすくなります。
ちょっとしたコツですが、ビッグカメラのポイントで買い物をしても、ポイントは付きません。でも、ポイントをSuicaに移行してから、Suicaで買い物をすれば、ポイントが付くんです。同じ買い物をするのなら、ポイントが付く買い物をしたいものですよね。
Suicaのことばかり言ってますけど。。
全国を見回せば、SuicaよりもEdyの方が、エリアが広くなってます。
ポイントは、貪欲に貯めましょう。
Suicaのエリアから出た場合、買い物やビジネスホテル、レンタカーはEdyで払ってください。
ここにも、コツがあります。
Edyは、チャージしてもポイントは付きません。しかし、クレジットカードからのチャージならば、種類によってポイントが付くんです。
例えば、JALカードSuicaと、年会費無料のライフカードを組み合わせる方法。Edyチャージ時に得られるライフカードのポイントは、Gポイント経由でSuicaに移行できるんです。
使ったときに溜まるSuicaのポイントでも、Edyチャージで貯めたポイントでも、分散してしまったポイントは、どれもこれも無駄に消えるだけです。集約することができれば、散り散りになったポイントが生きるんです。
まとめとしては、Suicaのエリアに住む人は、すべてのポイントをSuicaに集約するのが得といえます。